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ブログ 用賀院

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スポーツによるその怪我、外傷?それとも障害?正しい応急処置とは。

スポーツをされている中で、突然のケガや慢性的な痛みに悩まされたことはありませんか?

スポーツでの怪我は、大きく分けてスポーツ外傷スポーツ障害の2種類があります。

怪我を予防し、万が一の際にも素早く適切な対応ができると、より思いっつきりスポーツに打ち込むことが出来ると思います。

スポーツによる「怪我」の2つのタイプ

スポーツ外傷(急性のケガ

一回の大きな衝撃、数回の負荷によって起こる怪我です。「捻った」「ぶつけた」「ぶちっと音がした」など、瞬間的に痛めたきっかけがあって、ご自身でもその状況を分かっていることが多いです。

  • 例: 捻挫、打撲、肉離れ、骨折、靭帯損傷など
  • 原因: 転倒、衝突、ひねり、急加速、方向転換など

スポーツ障害(慢性のケガ

繰り返しの負荷(使いすぎ/オーバーユース)によって徐々に発生する痛みです。外傷の痛みに対して、痛めたきっかけがないことが多く、休養にあてる時間をつくったり、予防したりすることが大切になってきます。

  • 例: 野球肘・テニス肘、シンスプリント、ジャンパー膝、疲労骨折
  • 原因: フォームの乱れ、筋肉の柔軟性不足、過度なトレーニングなど

万が一の時の応急処置「POLICE」

怪我をしてしまった直後は、初期対応(最初の24〜48時間)が早期回復のカギを握ります。

以前は、「RICE処置」が主流で、まずは安静にということが大事でしたが、近年は研究が進む中で、完全な安静が、必ずしも最適ではないことが分かってきました。

それが、「POLICE」になります。

P(Protect保護: 患部を保護し、再負傷を防ぐ

テーピングやサポーター、包帯で痛めた所を固定し、悪化させないようにします。

無理に動かさず、痛みが強い場合などは松葉づえなどを使って、患部を守ることが大切になってきます。

OL(Optimal Loading)適度に動かす:完全に運動を中止ではなく、状態を見ながら、動かしていく

難しさはありますが、痛みの状態を確認して、行うことが大切になってきます。

完全な安静を長く続けると、筋肉や関節の拘縮(固まり)、回復の遅れなどにつながる可能性があるので、無理のない範囲で、注意しながら動かしていきます。

怪我の状態によっては、安静にすることが大事な時もありますので、医療機関の専門の方にご相談いただければと思います。

I(Ice冷却: 氷のうやビニール袋に氷を入れて15〜20分冷却し、炎症・腫れを抑える

冷やすことで血管が収縮し、炎症・腫れ・痛みの緩和につながります。

痛めた所を、広い面を覆うように、冷やすことが大切になってきます。

凍傷のリスクに注意して、冷やした後に再度、時間を空け、もう一度冷やしていく、これを複数回(2~3回)行えるとより炎症を抑えていきます。

C(Compression圧迫): テーピングや包帯で軽く圧迫し、内出血を防ぐ

圧が強すぎると、血流を妨げるため、体との隙間が無いようにやさしく圧迫していきます。

足先や指先の色、しびれの有無、体調の変化など、定期的に状態を確認することが大切になってきます。

E(Elevation挙上: 患部を心臓より高い位置に保つ

クッションや枕、タオルなどを使って、痛めた所を心臓より高く上げることによって、血液やリンパ液の滞りを防いでいきます。

スポーツをしている人にとって、怪我というものはつきものだと思います。

しかし、この怪我になるリスクを休養や、栄養補給、準備や適切な動きなど、あらゆる面で抑えていく事が大切になってきます

運動前の動的ストレッチで筋肉を温め、運動後の静的ストレッチで疲労を残さないようにし、オーバートレーニングを防ぐため、しっかり睡眠をとり、タンパク質をはじめとする栄養を摂取しましょう。

また、無理なフォームは体に大きな負担をかけます。適切な身体の動かし方や、利用するシューズや道具のメンテナンスをすることも、リスク管理のひとつとなります。

リスク管理を行うことで、パフォーマンスの向上にもつながりますので、少しずつできることから行ってみてください。

痛みを我慢して運動を続けると、長期離脱や慢性化につながる恐れがあります。違和感や強い痛みがある場合は、早めに医療機関を受診しましょう!