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その根本治療、本当に根本治療ですか?

昨今では、根本治療を謳うようになった整体や整骨院が増えてきました。

根本治療とはいったい何を治せばいいのでしょうか。

そして、根本治療を真の意味で理解している整体院や整骨院はどれだけあるのでしょうか。

私たちは疑問を持っています。

この業界には、根本治療を謳った『根本治療パッケージ』があります。

その流れはこうです。

①あなたの不調の理由は、実は姿勢にあります

②その姿勢、AIで判別します。

③○○件のデータをもとにつくられた姿勢分析のカテゴライズから、あなたに合った治療やエクササイズを行います。

一件、正しいプロセスに思えます。

そして、今のAI姿勢分析機を導入している整体院や整骨院の多くはこのことに疑問を持たずに、

根本治療パッケージ』通りのマニュアル施術をしています。

上記のプロセスが成立するのであれば、同じ姿勢の人はみな同じところが痛くなり、同じことを治療すれば治る。という事になります。そして、やっていることは、オーダーメイドと謳いつつも実際はAIがマニュアルの型にはめているわけです。

AI姿勢分析を否定するつもりはありません。

私も過去に姿勢分析機の開発に携わっていた経験もあるため、現在のAI姿勢分析機の出来の良さは素晴らしい物だと思っています。

しかしAIの判断基準の背景には『平均値』があり、前提として『平均値』=『正常』という図式が成り立っています。

すべての不調を平均(正常)に近づければ、治るという事になります。

しかし、本当にそうでしょうか。

もし本当にそうであれば、不調な方はもっと減り、ここまで町に整体院や整骨院が溢れかえる現状にはなっていないはずです。

運動器疾患(筋肉、神経、靱帯や軟部組織などのケガや痛み)を根本的に解決する為には

痛み動きの改善が必要です。

そして、姿勢はあくまでも動きを構成する一つの要素に過ぎないのです。

そのため、姿勢の改善のみでは、根本治療には不十分と我々は考えています。

当院の行う根本治療のプロセスは下記の通りです。

Ⅰ..痛みを誘発している運動ストレスは何かを明確にする。

Ⅱ.痛みを発生させている組織は何かを明確にする。

Ⅲ.痛みを誘発しているストレスを改善する為に必要な動きを改善する。

の3点です。

例えば腰痛の場合、椎間関節性腰痛と椎体関節性腰痛では、同じ姿勢の患者さんであっても、痛みを誘発する運動ストレスが真逆であることがあります。

その場合、治療の方針は全く逆になるわけです。

先程の『根本治療パッケージ』には、不調の原因となる

『どこが痛いかを明確にする』プロセスを曖昧にしたまま姿勢の話しにすり替わってしまうため、どこを痛めていようが、どの動きで痛みが出ようが、姿勢がこう!ならみんな同じ治療をする。

ということになるわけです。

当院では、まず、皆様がお困りの痛みや不調を拾っている力学的ストレスと組織を明確にすることから始めます。これはAIにはできないことなのです。

本当の根本治療をしたい方は是非、当院にお越しください。

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