睡眠は人生の1/3と言われており、その1/3の睡眠(休養)の質が残りの2/3の人生の質を決めます。
先日お伝えしたように、春~梅雨にかけての季節の移り変わり時期は自律神経の乱れが最も起こりやすい季節の一つです。そのためか、最近、患者さんから不眠の相談を良く耳にするようになりました。
その為、ここでは不眠について書いていきたいと思います。
不眠の原因は大きく分けると生理的・心理的・身体的・精神医学的・薬理学的の5つから起こるとされています。(日本臨床内科医学HPより引用)
原因 | |
・生理的不眠 | 昼夜逆転の生活、時差による不眠、寝室環境の問題、ブルーライト |
・心理的不眠 | ストレス、悩みや緊張、人生上の大きな変化 |
・身体的不眠 | 痛み、痒み、下痢や尿意、咳や発熱 |
・精神医学的不眠 | うつ病、統合失調症、アルコール依存症 |
・薬理学的不眠 | カフェイン、ステロイド、抗がん剤、降圧剤 |
特に現在社会においては就寝前の携帯電話操作(ブルーライト)、職場や学校でのストレス、コーヒーやエナジードリンクによるカフェインの過剰摂取など、身近な要因が睡眠障害の誘因となります。
上3つはわかりやすいですが、熟睡障害は本人に自覚がないケースが多いとされています。
ここで次のような症状がないか確認してみましょう。
☞熟睡障害のセルフチェック
特に「寝汗がひどい」という方は、本人は眠れているつもりであることが多いようです。
当院で行っている睡眠障害改善施術について
質の良い睡眠を得るためには自律神経のバランスが肝心です。
自律神経の治療についてはこちらをクリック
自律神経の治療において、腹式呼吸は大変重要となります。
上記のように、胸式呼吸は腹式呼吸に比べてエネルギー効率が悪く、筋肉も腹式呼吸に比べて3倍近くの筋が働かなければなりません。人は1日で2万回の呼吸をすると言われていますが、胸式呼吸から腹式呼吸に切り替わるだけで2万回分の負担が軽減します。さらに腹式呼吸は副交感神経が優位に働くようになるため、内蔵の動きが活発になり、全身の不調が改善に向かいます。
当院の猫背矯正は下記動画のように胸式呼吸の方がすぐに腹式呼吸へと切り替わります。
当院の猫背矯正は新たにハンモックピローを用いて、脊柱のアライメント(歪み)を改善させることで横隔神経の働きを改善させます。結果として自然と腹式呼吸が促されます。
不眠のお悩みも是非、当院にお任せください。