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手首の痛みには腱鞘炎や舟状骨骨折、手根管症候群など様々な症状があります。
コロナ禍になってから手首の痛みや綾指付近の違和感などはでていませんか?
今回は最も発症率が高い腱鞘炎についてご案内いたします。
普段の生活で手首は多用されるため、早めに痛みを改善し健康な生活を維持していきましょう。
手首には腱を抑えているバンドの様な物があります。
手首の酷使などによってそこに摩擦ストレスがかかり、炎症を起こしてしまう症状を腱鞘炎といいます。
手のひら側に痛みが出ている多くはばね指です。
親指が最もかかりやすく、中指薬指と続きます。朝のこわばり、引っかかり感があります。
指を伸ばす側の痛みは親指に多く発生し、ドケルバン病ともいいます。
親指を他の指で隠して小指側に倒したときに痛みが出るのが特徴です。
何かかつまむと痛みが出る、力を入れると痛いのがよく聞く症状です。
これらの症状は50代、20代の女性に多く、女性ホルモンの分泌量が関係しているのではないかと言われています。
また、利き手に多いとは限りません。
手首は他の部位に比べて負荷がかかりやすく、痛みが落ち着くまで時間もかかりやすいです。熱感や腫れが出てしまう方もいます。
コロナ禍でご自宅でパソコンやゲームをしたり、在宅勤務になり長時間同じ姿勢を取っていたりすると症状が出やすくなるため、注意が必要です。
痛みが出ている部分を取り除くのはもちろんのこと、姿勢改善やそれを維持するためのトレーニングも出来ます。
痛みを取るためには、ハイボルトや鍼がおすすめです。
ハイボルトで一時的に筋肉を活性化させ、手首の痛みの原因を探したり、直接当てて痛みを軽減させます。また、鍼で痛みの部分に直接刺激を加え、筋肉の修復を促します。
痛みを取り除いても姿勢が悪ければ維持する必要があるため、姿勢の写真を撮ってバランスの状態を確認して、猫背矯正や骨盤矯正を加えます。
手首の痛みの一番の対策は安静にすることと言われていますが、お仕事上、安静にすることが難しかったりする場合は手首に負担がかからないように姿勢改善などの対策をオススメしております。
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