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- 季節の悩み -

はじめに

「体が重い」「頭痛がある」「体が冷える」…

季節の変化によってこのような不調を抱えてはいませんか?

季節の変わり目に体調を崩す理由として、
急激な寒暖差や気候変動に身体がうまく適応できず、
強いストレスがかかることで「自律神経が乱れる」ことが考えられます。

というのも寒暖差や気候変動に対応するために自律神経の1つである交感神経が優位に働くとエネルギー消費が増えて、疲れやダルさを感じやすくなります。

自律神経には身体を活動的にする交感神経、逆にリラックスさせる副交感神経があります。

この2つが均衡をとりながら、身体の臓器の働きを担っていますが、この自律神経は残念ながら自分の意思ではコントロールすることはできず、少しのストレスでも均衡を崩してしまう要因となります。
もともと人間はある程度の外部環境のストレスに対して耐えられるようにできています。
自律神経が正常に働くためには、暑い場所でたっぷりと汗をかく必要があります。

しかし、現代では空調設備が完備された空間で過ごしていたり、昼夜が逆転してしまうような生活を送ることも珍しくなくなりました。
となると自律神経は正常に働くことが難しくなり、その結果、外部環境のストレスに耐えることができない身体になってしまうのです。

今回は、自律神経の乱れの予防方法、改善するための施術方法などについてご紹介いたします!

セルフチェック

まず、自分が自律神経が乱れやすいかどうか、チェックしてみましょう!

  • ストレスがたまりやすい
  • 6時間以上の睡眠をとれていない
  • 常時身体が冷えやすい
  • お風呂に入らず、シャワーで済ませることが多い
  • 夜眠る直前までスマホを見ている
  • 慢性的な肩こりがある
  • 偏頭痛をもっている
  • 雨が降る前にめまいや眠気を感じやすい
  • 新幹線や飛行機に乗ると耳が痛くなる

いくつあてはまりましたか?
あてはまる項目が多いほど、自律神経が乱れやすい傾向がありますが、
チェックの数が少なくても自律神経の乱れには注意が必要となります。

季節の変わり目に多い症状

季節の変わり目によって引き起こされる症状は多くあります。さらに特異的な症状も存在し、人それぞれの症状も少なくありません。
ですが、大きく区分すると5つに分けることができます。

  1. 頭部(頭痛、めまい)
  2. 末端(むくみ、手先の冷え、足先の冷え)
  3. 全体(だるさ、眠気、倦怠感)
  4. 精神(イライラ、不安感)
  5. アレルギー性(咳、くしゃみ、眼の痒み)

また、自律神経がバランスが崩れた状態が続くと、身体の内部の臓器にも悪影響を及ぼします。

その場合は自律神経の乱れによって以下の様な疾患が引き起こされる可能性があります。

  • 胃酸が過剰に分泌されて、胃の痛みや胸やけを感じる「神経性胃炎」
  • 腸の動きに異常が生じて腹痛、下痢、便秘が生じる「過敏性腸症候群」
  • 突然、浅く速い呼吸を繰り返し、息苦しさやめまいを感じる「過呼吸症候群」
  • 内耳のリンパ液に異常が生じて耳鳴りや難聴が生じる「メニエール病」

予防方法

では、どうすれば自律神経の良いバランスをとれるようになるのでしょうか?

自律神経には

・起きている間によくはたらく交感神経

・リラックス時によくはたらく副交感神経

があることは前述の通りです。

自律神経を整えるにはまずこの2つが規則正しく作用できるように生活することが大切です。

正しく作用できるようになるためには、3つのカギがあります。
それは「睡眠・食事・運動」です。

では、これら3つのカギを詳しくご説明していきましょう!

リラックスして眠る

パソコンやスマホのように近くのものを集中して見続けると、目の周囲にある交感神経が働き続け、睡眠時にうまくリラックスできません。寝る前にはスマホを見ないようにしましょう。

首を温めるのも効果的です。首には太い血管が通っているため、首を温めると全身の血流を改善するのに役立ちます。

冷えや疲れ、肩こりの解消にも有効です。

また、入浴の際はリラックスできるよう、お湯の温度は 39~40℃ほどのぬるめに設定し、10 分ほど半身浴をするのがおすすめです。

起床時に朝日を浴びる

人間は本来、日の出とともに起き日の入りとともに寝る生き物です。
体内時計の周期は 24 時間よりも少し長いため、意識しないと体内時計のリズムがどんどんずれていきます。
朝起きたときに日光を浴びるようにすると、体内時計がリセットされ規則正しい生活を送るのに役立ちます。

栄養バランスのよい食事をとる

現代の食生活は、塩分や脂質は過剰、ビタミンやミネラルが不足する傾向にあります。
自律神経を整える栄養素は主に「トリプトファン」「ビタミン B6」「炭水化物」です。

以下のような食材に多く含まれているため、積極的にとりいれてみましょう!

  • トリプトファン:牛乳、乳製品、肉、魚、ナッツ、大豆製品、卵、バナナ
  • ビタミン B6:刺身、レバー、鶏肉、納豆、にんにく、バナナ
  • 炭水化物:白米、パン、コーンフレークなどの穀類

腸内環境を改善する

下痢や便秘も自律神経に影響される部分があるなど、腸は副交感神経の働きと非常に関連が深いです。

以下の行動に努めることで、自律神経を整えましょう!

  • 朝起きたらコップ 1 杯程度の水を飲む
  • 適度なストレッチで腸を刺激する
  • 食物繊維や乳酸菌をふだんから積極的にとる
  • 夕食を食べてから 3 時間はリラックスして過ごす

ストレッチをする

自律神経を整えるには、体のさまざまな筋肉をゆっくり伸ばすような運動が有効です!

ある部位を伸ばしたらそのまま動きを止め、20~30 秒停止することを 2、3 回繰り返すようなペースで行います。首、太もも、背中の筋肉を意識して、体側を伸ばしたり体の中心軸をねじったりしてみましょう。
ストレッチをする時間は夜寝る前か朝起きたときがおすすめです!

胸式呼吸は交感神経が優位になり、腹式呼吸は副交感神経が優位になります。
ストレッチをする際は、心地よくゆっくり呼吸し、リラックスして行いましょう。

背中や骨盤を整えるよう意識して行うのが効果的です。

治療方法

自律神経の不調は、多くの人が抱える悩みの一つで、更年期障害の症状にも当てはまる身近な症状です。

一方、上記のような方法で健康的な生活習慣を送り上手にコントロールすることで自律神経を整えることもできるのです。

まずは自分の生活習慣を振り返り、乱れる原因を探ってみましょう。
それでも症状が治まらないときは下記にご紹介する当院の施術をオススメいたします!

立体動態波

高い周波数の電流を立体的に流すことによって深部の筋肉の緊張を緩和をさせて神経の興奮を和らげます。

ハンモックピローセラピー

ハンモック枕を使用した矯正治療でリラックスした状態で頚部から胸部の歪みを改善します。

また、スムーズに腹式呼吸に移行できるメリットもあります。

腸セラピー

腹部の筋肉をほぐして腸の血行を促進させ、腸の蠕動(ぜんどう)運動を活性化させます。

Reserve

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