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- 栄養について -

はじめに

栄養は健康維持の基本です。
食事を抜いたり栄養が偏ったりすると、以下のような悪影響を及ぼすことがあります。

  • 発育障害
  • 自律神経失調症
  • 生活習慣病
  • 肥満や痩身

このような身体の不調がある場合は食生活を見直してあげる必要があります。
今回は栄養の役割や何を食べれば良いのか、どれくらい栄養を摂取すれば良いのかご紹介させていただきます!

栄養の役割

栄養の役割は大きく分けて2つあります!

1.身体、精神の調子を整える

栄養バランスのよい食生活をすることで、身体や精神の働きを整えることができます!

2. 病気を予防して健康を向上する

栄養バランスが悪いと、悪玉コレステロール、血圧、血糖値などに異常が現れ、心筋梗塞、脳梗塞、腎臓病、糖尿病などの病気につながることがあります!

栄養バランスの良い食事を心がける

 栄養バランスのよい食事を続けることで、病気のリスクを減らすことができます。
特に『三大栄養素』が不足すると生命の維持が困難になってしまいます。

 三大栄養素は炭水化物たんぱく質脂質です。

それぞれの栄養素が身体に与える影響を、身体の働きや食材などで簡単に分かりやすく説明します。

炭水化物(糖質+食物繊維)

炭水化物を食べると、消化吸収されて血中で糖となり、この糖が身体や脳の活動に欠かせないガソリンになります。

雑穀米、全粒粉、玄米など、食物繊維の多い炭水化物を日常的に食べる習慣をつけることで、単なるガソリンとしての役割だけでなく、腸の環境改善など複数の健康効果が期待できます。

1回で食べる炭水化物の量の目安はグー!

タンパク質

タンパク質は身体を作る栄養素で、体内では古いものと新しいものが常に入れ替わっています!タンパク質は身体の中で、アミノ酸に分解されます!

 アミノ酸は、髪、爪、内臓、筋肉などの主成分でもあり、ホルモンや酵素などを作るのにも欠かせません!

タンパク質が多い食品は魚、脂身の少ない肉、卵、乳製品、豆・豆製品などです。

最低限食べたい1食分のタンパク質量はパー!

脂質

脂質は脳の正常機能にも必要な栄養素であるだけでなく、食事の消化、吸収、脂溶性ビタミンの運搬に欠かせません。
臓器、神経、骨などを守ったり、体温等を正常に整える役割があります。
脂質は多すぎても少なすぎてもよくありません。

大切なのは脂質の種類であり、身体に良い脂質を選んで食べることが大切です。

青魚やくるみなどに多く含まれるオメガ3脂肪酸には、コレステロールや血圧の改善に効果があるだけはなく、炎症などのトラブルを防ぐ働きがあります。
オリーブオイルやアボカドなどに含まれる一価不飽和脂肪酸にも、コレステロールを改善する働きがあります。

 良質な脂質が多い食品

  • 青魚
  • くるみ
  • オリーブオイル
  • アボカド など 

身体に悪影響のある脂質

  • マーガリン
  • バター
  • ラード
  • 肉の脂
  • 生クリーム
  • スナック菓子

さらに三大栄養素にビタミン・ミネラルを加えたものが『五大栄養素』です。
身体にとっての役割を説明します!

ビタミン

ビタミンは炭水化物、脂質、タンパク質、ミネラルが体内でスムーズに使われるのに必要なだけでなく、消化吸収、成長、精神の健康、様々な病気に対する免疫などにも欠かせない栄養素です!

 ビタミンが多い食品

  • 緑黄色野菜
  • 果物
  • 豆類
  • ナッツ類
  • 肉類
  • 魚介類
  • 乳製品

ミネラル

ミネラルはお互いが複雑に作用しあい、吸収、利用、蓄積に影響を与えます。

 ミネラルが不足すると、骨が弱くなったり、神経や体の働きに悪影響を与えます!

 ミネラルが多い食品

  • 乳製品
  • 海藻類
  • 緑黄色野菜
  • 果物
  • 肉類
  • 魚介類

ちなみに1食分の野菜量の目安は両手いっぱいの野菜、きのこ類、海藻類(果物、野菜ジュースは除く)が必要です!

まとめ

栄養の情報はインターネットであふれかえっています。
『痩せるために〇〇を食べる』『健康のために〇〇を食べると良い』など、
その人にとっては効果はあっても、それが全ての人に効果がある訳ではありません。

大事なのは適度な量で栄養バランスの良い食事です。
身体に不調を感じる場合はもう一度、食事を見直してみましょう。

当院では一方向だけでなく両面性の知識から栄養についてもアドバイスさせて頂いています。
是非、ご相談ください!

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