- 背中の痛み -

はじめに

人間が2本足で立つ生活では必ず背中の筋肉は酷使されます。

背中の痛みとは2本足で立って生活する時点で避けては通れないものとなります。

主な原因としては、加齢による骨や軟骨、靱帯の劣化、背中に負荷がかかる仕事、一番多い原因としては「悪い姿勢」が上げられます。

背中の痛みについては、基本的には筋肉や骨の問題であることがほとんどです。

多くの場合は痛みの箇所を安静にしていれば数週間で回復します。
症状が日を追うごとに治まっていけば、緊急を要する痛みではないでしょう。

しかし、痛み放置していると慢性的な猫背・痛みになることもあり、加えて日常生活にも顕著な障害をきたす場合もありますので早めに改善し健康な身体を維持していくことをオススメしております。

症状について

背中の痛みは、疾患によって痛みの程度は全く異なったものとなります。

また、背中と一言で言っても、肩に近い上部であったり、腰に近い下部であったりと痛みの箇所も様々な様相を呈します。

背中だけでなく頭痛や吐き気を伴ったり胸や肋間部の痛みを伴ったりと様々な症状や他の病気と類似した症状が現れることがあるため、後述の痛みの原因を読んでいただきご自身の背中の痛みの原因を特定してみてください！

症状への予防

それでは背中の痛みを予防するためにはどのような方法があるのでしょうか？

一般的な筋肉由来の背中の痛みは、血液循環が悪くなったり、首から肩にかけての筋肉が緊張し続けると発生します。

なので予防には、まず筋肉の緊張をほぐす運動をこまめに行い、血行を促すことが有効です！

同じ姿勢で作業する場合は、定期的に休憩を取り、特に肩や背中を動かしましょう。 

両手を上にあげて背筋をのばしたり、肩を大きく回 したりするだけでも効果的です！

長時間同じ姿勢を続けないようにし、随時血行を促すことで肩こりだけでなく腰痛の予防にもなります。 

座っての作業が多い方は前かがみにならないよう椅子に深く座り、背骨と腰への負担を軽くしてあげましょう。
また、こりをもたらす血行不良は冷えが一因とも考えられます。

冬はもちろん夏の冷房にも注意してください！

入浴はシャワーで済まさず、ぬるめのお風呂でゆっくり温まる習慣を続けましょう。

温浴は血流アップによるこ りの改善に加え、リラックス効果、更には新陳代謝の促進などの様々なメリットが期待できます。手軽なやり方としては、 濡らしてかたく絞ったタオルを電子レンジで温めたものを首に巻いたりするのもおすすめです。

また、背中に痛みが現れるよくあるシチュエーションでは、急な運動によるものがあります。
体を動かす前にはストレッチングなどでウォーミングアップをしましょう。 

まずは、全身の筋肉をのばしてほぐします。足は肩幅よりやや広め、両手は組んで頭の上にあげ、手のひらを上に向けて、伸びをするように全身を伸ばしましょう。

このほか、軽く散歩やジョギングをして体を温めておくのもよいでしょう。

難しい場合には、その場で足踏みをするだけでも効果的です！

治療の対象となる患者様

背中の痛みは、基本的には筋肉や骨の問題であることがほとんどです。

多くの場合は、痛む部分を無理に動かそうとせず、安静にしていれば痛みを感じることはありません。

そういった場合では、整骨院での治療の対象となります！

ただし、下記のような症状・状況がある場合は早急に整形外科、もしくは内科などの医療機関を受診するようにしてください。

• 突然発症し、痛み範囲が広がる(冷や汗が出るなどの強い痛み)
• 生活に支障をきたすほどの強い痛み
• 1 カ月にわたり安静にしても症状が改善しない(病院以外で治療を受けた場合も含む)
• 体重減少(ダイエットなど意図的な減少を除く)
• 足腰に力が入らない、感覚がない
• 尿や便を失禁する、トイレに行く頻度が変わった
• 悪性腫瘍(がん)を患ったことがある

もし当てはまる項目があれば、これらの疾患の疑いがあります。

• 椎間板ヘルニア
• 脊柱管狭窄症、脊椎すべり症
• 骨粗鬆症
• 感染症・悪性腫瘍

心筋梗塞や狭心症によって、胸ではなく背中や肩などに痛みを感じる場合があります。
また、精神面の問題(うつ病など)が身体化して、腰や背中の痛みが出ることもあります。

特に 50 代以上の人は痛みに我慢し過ぎずに、早めに整形外科・内科を受診することが大切です。

当院での治療方法

ハイボルト

立体動態波

猫背・骨盤矯正

複合高周波EMS